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【コレ注目!】書きやすさをサポートするルーズリーフ専用下敷き「ピタジキ」

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文具のとびら編集部

サンスター文具が2026年9月中旬に発売した「ピタジキ」(税込440円/*関連記事)は、ルーズリーフをピタッと挟んで固定でき、書きやすさをサポートするルーズリーフ専用下敷き(実用新案申請中)。クリップボードと下敷きを兼ねたようなアイテムだが、クリップボードよりも軽量・コンパクトなので、ルーズリーフをはさんで持ち歩いてもかさばらない。ルーズリーフのヘビーユーザーである学生の困りごとを解消するために開発されたもので、発売後は学生はもとより幅広い層に好評を博している。

そんな注目の最新アイデア文具について、商品化を担当した同社クリエイティブ本部イノベーション部人見友佳子課長(写真)に開発秘話を伺った。

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クリップボードから下敷きへ

「実は、初めはクリップボードを商品化しようと考えていたんです」と人見さんは言う。それが何故下敷きになったのかというと、「ルーズリーフの下敷き代わりにクリップボードを使っている学生が多い」という話を耳にしたからだという。

そこで、高校生と大学生を対象にWebでアンケートを実施。それによると、「ノートと併用」という人も含めて、約7割の学生が「ルーズリーフを使用」と回答。そして、高校生で4割、大学生では約半分がクリップボードを下敷き代わりに使っていることが分かったのだという。

「併せて、クリップボードでの困りごとについても訊いてみました。やはり“クリップの部分がかさばる”とか、“クリップが固くて開きにくい”といった意見が多かったです」と人見さん。そんな困りごとを解消して、もっと快適に使えるクリップボードを開発することになったのだが、そこから導き出された回答が“クリップボードのように使える下敷き”だったわけだ。

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ルーズリーフをピタッと固定!

最初は、通常のバインダーのように上部から紙をはさむスタイルを考えていたが、それだと上手くルーズリーフを保持できないため、サイドからはさむ「タテ型クリップ」を採用。これだと、書くスペースを邪魔しにくいし、ルーズリーフの穴のカバーにもなる。「片手でスッとはさめるし、横からの方が動き的に自然だと思いました」と人見さん。ルーズリーフは2、3枚程度まとめてはさむことができるので、バインダーから外して、必要な分だけを持ち運ぶという使い方もできる。また、ひっくり返して裏面も使える両面仕様になっているのもポイントだ。

さらに、下敷き全面にシボを入れている。筆記時に適度なザラザラ感があるので、滑らずに書きやすい。また、消しゴムを使うときも、このザラザラ感があることでズレにくく消しやすくなっている。「このシボの細かさに関しては、かなり時間をかけて調整しました」とのこと。
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さらに、薄型・軽量設計で、本体重量約33gとバッグに入れて持ち運びやすいのも特徴。ちょうど良い厚み・重さになるように、何パターンも試作を作って開発したそうだ。見た目は極めてシンプルだが、ユーザーが快適に使用できるように、色々と時間をかけながら丁寧に作られているのだなと感心した。

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色味やパッケージにもこだわり

透け感のあるクリアカラー仕様で、クリア・グレー・ブルー・ピンクの4色を展開。「下敷きはシンプルなものが多いですが、かわいい色味のものも用意したいと思いました」。同社のヒット商品「ウカンムリクリップ」で人気のカラーを採用しているそうだが、同様の色味にするのにかなり苦労したそうだ。その苦労の甲斐があって、店頭ではブルーとピンクが人気となっている。

また、商品パッケージにもこだわった。「売り場で目に留まりやすいように、パッケージはポップなデザインにしています。外部のデザイナーの方たちと打ち合わせを重ねて、時間をかけてデザインしました」と言う通り、通常の下敷きとは一線を画したおしゃれなパッケージとなっている。さらに、オリジナルキャラクターも制作して、パッケージにデザインしている。
3.jpg発売後はユーザーからの反応も良く、SNSには「クリップボードだと重くてかさばるのが気になっていたが、これならとても使いやすい」といったユーザーの投稿があったという。さらに、システムバインダーで使っているという大人のユーザーの声もあるなど、学生に限らず幅広いユーザーから支持されているようだ。

「今まで下敷きを作ったことがなかったので不安でしたが、こうやって多くの方に手に取っていただいているので、機能的なアイテムを開発すれば注目してもらえるんだと実感しました。ユーザーのみなさんには、新しい使い方を見つけていただき、ぜひSNSで発信していただけるとうれしいです」。