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【連載】他故となおみのブンボーグ大作戦!Bootleg #065 シャープ芯書き比べ・延長戦
30分間、文房具の話題だけをお送りするラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ「なおちゃん」こと、ふじいなおみです。
番組では毎週たくさんの文房具が登場します。その中から、他故さんとなおちゃん2人で選んだ商品をピックアップ。より掘り下げてご紹介していきます。
今回は、2026年08月09日OAのブンボーグAの今月の文房具で行った「夏休みの自由研究! 三菱・ぺんてる・パイロットのシャープ芯を書き比べてみよう!」の延長戦です。
放送では何を自由研究した?
8月9日の放送では、他故さんが持ってきた、愛用している3社のシャープペンシル(三菱・ぺんてる・パイロット)それぞれに純正の2Bの芯を入れ、0.5/0.3の芯の書き心地を比べてみました。
この模様はPodcastでお聞きいただけますので、お時間のある時にお付き合いいただけると嬉しいです。
「他故となおみのブンボーグ大作戦!」#306 2026年08月09日放送
https://open.spotify.com/episode/0qUB1Vo3t3zNEkh531dqUk?si=5b1c1916d19b467e
今回は見方を変えて「芯の濃さが違うと何が違うか」比較
Bootlegでは、同じメーカー・同じ芯径で、濃さが異なる芯(2B/B/HB/F)を用意しました。濃さごとに特徴を掴み、最終的に「なおちゃん自身が目をつぶって、手の感覚だけで芯の[硬い〜柔らかい]の違いを当てる」ことを目標にしました。
用意したのは三菱鉛筆のシャープペンシル「ベリーシャ楽」。以前、Xのフォロワーさんが同じ様な実験をした後に道具を譲り受けたものを今回利用させていただきました。ありがとうございます。
色違いで透明ピンク/透明緑/透明青/透明水色の4色の軸がありました。
間違えないようにシールでラベリングをしました。
中に入れるのは、シャープ替芯uniの0.5。2B/B/HB/Fの4種類の濃さです。芯は実験当日にホームセンターにて購入してきました。芯はケースから出してしまうと濃さがわからなくなるので、慎重に取り出して使用しました。
ノートはコクヨのキャンパスノートを使用しました。
では、この内容で実験スタートです。
いきなり苦戦
機械ではなく、人間の手で筆記する実験。同じ力で書いているつもりでも先入観などもあり、筆記線をみて「もっと濃いはずだから力を入れなければ」「さっきのより薄いはずだから力を抜いて」と考えてしまい、力を一定に保つ難しさがありました。
その現象を強く感じたのが、「2BよりもBが濃く・柔らかく感じる。筆記線もBの方が濃く書かれている」と紙に書いたものを見た時でした。
シャープペンシルの中の芯を全て取り除いてからあらためて入れたのですが、違う濃さの芯が入っていたのならば正しい実験結果にならないので、Bを入れたはずのペン先から出ている芯を一本抜き取り、次の1本を使うことにしました。
そして、しばらくは裏紙に同じ力でかけるように練習。同じ様な筆記線や文字(あいうえお)を裏紙に書き続けました。

そうして、筆記力がほぼ一定になったと感じた時に書いたのがこの写真です。
濃さの違いが目で見てわかります。先入観によって力の入れ方を変えることからも徐々に解放されたと思っています。
消しゴムでの消しやすさはどうだろう
それぞれの濃さの芯でノートに筆記したものを、プラスの富士山消しゴムでどの部分も均等になるように消してみました。
シャープペンシルなのと紙を重ねていたところで書いたこと、そしてなおちゃんの筆圧の強さにより筆記した跡が残りましたが、芯で書いた文字はすべてきれいに消えました。濃い芯を使用したからといって消すために擦る回数が多いのかというと、コレくらいの濃さの差ではあまり変わらないということがわかりました。目をつぶって当てられるのか
初めは「Bが2Bよりも濃く描ける気がする」「芯の柔らかさ?全部同じじゃない?」と感じていましたが、少しずつ筆記時の芯の硬さを感じ取れる様になりました。紙に当たっているところから感じる抵抗の度合いが異なるというか、芯の減り方の速さが違うというか……。キット、デキル!
満を持して目をつぶって4本のシャープペンシルで筆記。1本目を基準に2本目からは、相対的に「柔らかいか?硬いか?」を感じ取り、濃い順になるように並べました。
すると……
何度やっても当てられませんでした(泣)
10回ほど試してみたのですが、2Bを一番硬く感じるなんてこともあって、「あれ?」「え?」「嘘ぉ!!」とやればやるほどドツボにハマりました。
失敗した原因の一つとして、シャープペンシルは偏減りするため、紙と芯の接地面積が異なると感じる硬さが変わることが挙げられるかと思います。シャープペンシルを垂直に持ち、芯の断面を水平に動かすように筆記すると偏減りもなさそうですが、それでも順番を当てることができませんでした。
(ちなみに、リハーサルをした日には一発でうまくいったんですよ……と言っても負け犬の遠吠えですね。)
もうちょっと極端に芯の濃さを変えたほうが良かったのでしょうか? 悔しさを感じて幕を下ろした自由研究の結果でした。
ブンボーグ大作戦!こぼれ話
2020年10月に始まった「他故となおみのブンボーグ大作戦!」が、次の10月で丸6年を迎えます。
「30分間、文房具の話だけをする番組」というピンポイントな需要に光を当てて始めた番組です。
立ち上げと同時に予定していた放送局の閉局の告知があり、遠方の放送局での番組スタートというピンチを他故さんと二人乗り越え、たくさんのリスナーさんに支えられてここまで来られたことにとても感謝しています。
また、2025年4月からはポッドキャストでの配信開始、2026年7月には放送局がもう1カ所(埼玉・川越の「ラジオ川越」)増えて、より多くの方に声が届くようになりました。コレからもますます、たくさんの方に文房具の楽しさ、便利さ、素敵さを伝えていけるように日々学習中です。
また、放送業界の方に番組のクオリティや内容面を褒めていただく機会があり、制作に関しても自信を持って取り組めるようになったのは嬉しいお話です。
番組発のイベント「他故となおみの推し文房具の会(今年は8月11日開催)」やトークライブ「ラジブン6(2026年11月14日開催・チケット販売中)」も定期的に開催でき、コロナ禍でスタートした時には考えられなかった「直接リスナーさんとお会いできる」こともとても嬉しいのです。
収録の合間にはよく「他故さんかなおちゃんがスタジオに行けなくなるまで続けていこう」と言い合って、いつも士気を高くしています。こんな「他故となおみのブンボーグ大作戦!」をこれからもよろしくお願いいたします。
プロフィール
【ふじいなおみ】
1979年北海道札幌市生まれ。ラジオパーソナリティ/文房具プレゼンター
ナナコライブリーエフエムで放送中のラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ及び制作・技術を担当。万年筆インク(中でもご当地インク)コレクター。
他故壁氏さんとユニット「たこなお文具情報室」として、文房具の楽しさを伝える活動を行っている。
2015年生まれの娘とともに知育・学童文具を使用しているため、リアルな声を届けられる数少ない存在である。
【他故となおみのブンボーグ大作戦!】
30分間文房具の話題だけをお送りするラジオ番組。パーソナリティーは他故壁氏&ふじいなおみ。
埼玉・朝霞のコミュニティFM「ナナコライブリーエフエム」にて毎週日曜日19:30~20:00に放送中。
2026年7月からは、埼玉・川越の「ラジオ川越」でも毎週火曜日 11:00〜11:30にネット放送がスタート!
詳しい聴き方は番組Webページへ
https://daisakusen.net/howto/
また、放送後には主要なポッドキャストプラットホーム(Spotify、Apple Podcast、Amazon Music)とナナコライブリーFMのYouTubeチャンネルでも配信をしていますので(一部配信できない場合があります)お気軽にお聴きくださいね!


