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【イベントレポート】第11回「文具マーケット」が盛況、有終の美を飾る

文具のとびら編集部

スモール出版と文房具ライター・きだてたくさんが主催する文具イベント「文具マーケット(第11回)」が2026年6月27日に東京・大田区産業プラザPiO 大展示ホールで開催された。当日は、台風の影響が心配されたが、雨が降る中およそ2,200人の来場者が集まった。今回の開催をもっていったん休止となったが、「文具マーケット」との別れを惜しむ大勢の来場者でにぎわい、有終の美を飾った。

230の出展者がブースを展開

「文具マーケット」は文房具好きの個人・団体・サークルが集まり、オリジナル文具・グッズ・同人誌、中古文房具の販売、ワークショップなどを行うイベント。「文房具にまつわるものなら何でも販売がOK」なので、思わぬ掘り出し物が見つかったり、一般流通に出回らない、個人制作の文房具や同人誌など珍しいものが集まるのが特徴。また、個人で集めた文房具コレクションの余剰品など、中古文房具の販売も多数行われるのもポイント。今回は、230の出展者がブースを展開。文具のとびら編集長の高畑正幸文具王をはじめ、文とびでおなじみの人たちも出店した。木や金属など素材感を出した手作りペンやオリジナルの紙製品、スタンプ、アンティーク文具、文具関連書籍など、他ではあまり手にすることができないものなども並び、買い物を楽しむ人たちの姿がみられた。

また、ワークショップも多数展開。さらにイベントとして、「謎解きオリエンテーリング」と「シール交換会」を実施する(どちらも参加費は無料)。謎解きオリエンテーリングは、会場で配布する地図に記されたチェックポイントをめぐって、謎を解きながらゴールを目指すという、子どもでも楽しめるもの。クリアした人には「文具マ特製缶バッジ」がプレゼントされた。このほか、ブームのシール交換会も行われた。

2.jpg文とびでおなじみの人たちも出店。(上左から)高畑編集長の「文具王工作室」は書籍を中心に販売、ブング・ジャムの他故壁氏さんと「他故となおみのブンボーグ大作戦!Bootleg」のふじいなおみさんも出店、(下左から)「文房具百年」を連載しているたいみちさんは消しゴムを中心に古文具を販売、連載マンガ「お楽しみは文房具」の作者・藤村阿智さんは書籍を販売。


3.jpg主催者のきだてさんのブースでは、引くとイロモノ文具が必ずもらえる「ひもくじ」を展開



4.jpg(左から)中学生の頃から自作の木軸ペンを販売しているDRAGON WOODさん(※関連記事)、消しゴムはんこ作家のエピリリさんはスタンプを中心に販売、闘病中の子どもたちのために病院で文具店を開く「きらめき文具店」(※関連記事)は、文具店・たんたんのブースでその活動を紹介していた。


5.jpgpen-infoは「速筆ペンホルダー」などを出品、大人のための下敷きとして好評の「Teriw THE MAT(テリュー・ザ・マット)」、山形県上山市の「おかげさま文房具店」はオリジナルアイテムなど販売、会場に「万年筆ちゃん」が出没しイベントを盛り上げた


なお、イベントの休止について運営事務局は「これまで少人数・手弁当ながらも全力を尽くして開催してまいりました『文具マーケット』ですが、運営の台所事情が厳しいことに加えて、近年はライブコマースへの対応や、出展者様・お客様お一人おひとりへの細やかな配慮を行うことが難しくなってまいりました。その結果、私たちが理想とする運営体制を維持することが困難となり、誠に残念ではございますが、『文具マーケット』は今回の第11回公演をもちまして、いったん休止させていただく運びとなりました。これまでご来場・ご出展・ご参加くださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました」とコメント。会場では、「これだけ盛り上がっているのに残念」など休止を惜しむ声も聞かれた。

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