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【新店舗】完全貸し切りで"手帳時間"に没入「手帳アトリエ」体験
funwaveは2026年3月19日、手帳を書く時間そのものを楽しむ完全貸し切り制の体験型スペース「手帳アトリエ」を横浜・桜木町駅から徒歩1分の場所にオープンした。手帳好きの編集部員が現地を訪れ、その魅力を体験した。
一人で手帳に向き合える貸し切り空間
室内に入ると、まず目に入るのは大きな窓とL字型のデスク。自然光が差し込む明るい空間で、机を広く使えるレイアウトが特徴だ。「ハウルの動く城」に登場する帽子店の作業場や「となりのトトロ」の書斎のような空間ををイメージし、DIYで再現したという。
席に着くと、机の上にはカラーペンやスタンプ、マスキングテープなどの文具がずらりと並び、自由に使用することができる。手帳やノートを広げて作業できるスペースが確保されており、カフェなどでは難しい“文具を広げた状態での作業”が可能な点も特徴。
コーヒーの無料提供も行っている。
また、システム手帳を中心に約20種類の手帳を展示しており、自由に手に取ることができる。あわせて、書くことやジャーナリング、日記に関する書籍もそろえ、実際に手を動かしながら手帳の使い方やアイデアに触れられる環境を整えている。
運営は無人で行っており、予約後に発行されるナンバーキーで入室する仕組みを採用している。スタッフが常駐しないことで運営コストを抑えると同時に、利用者は他者の目を気にせず、一人の時間に集中できる環境を実現した。利用料金は1人あたり1時間900円で、利用時間は9時から20時まで。
オープンから半月ほどで約30組が利用し、1日あたり3組程度が来場。6割が1人での利用、3割が2人利用となっている。利用時間は2時間が中心で、1時間予約から延長するケースも多く、すでにリピーターも生まれているという。
コンセプトは「手帳を、開きたくなる場所」。運営者の田渕健悟さん自身が手帳によるジャーナリングを通じて内省や思考整理を行い”人生のコンパス”としてきた経験から、手帳を使うことで豊かさを提供する空間を作りたいという思いでスタートした。手帳が好きな人はもちろん、日常の中でいつの間にか“作業”になってしまった手帳時間や、マンネリを感じている人に向けて、あらためて書く楽しさや高揚感を呼び起こすことを狙いとしている。
「AIの普及により、文章を自動で生成する機会が増えている今、自分の言葉で書く行為の価値は改めて見直される」と田渕さんは話す。紙に向かい、時間をかけて考えを整理するプロセスは、思考を深める手段の一つであり、手帳はそのきっかけとなる。
今後は、展示する手帳の種類拡充やメーカーとの連携も進めていく方針だ。現在、ショールーム展示用サンプルの提供に協力する手帳・文具メーカーも募集しており、関心の高いユーザーが、落ち着いた環境の中で製品を実際に試用できる場としての活用も提案している。


