【あの人の手帳時間】vol.4 万年筆を満喫する手帳・日記時間 ー後編ー
文具好きな“あの人”の手帳やノートの中身を聞く「あの人の手帳時間」。
前編に引き続き、3人のお子さんを育てながら、大好きな万年筆を使った手帳時間を楽しんでいるという中村さん(会社員・現在育休中)にお話を伺いました。
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【あの人の手帳時間】vol.4 万年筆を満喫する手帳・日記時間 ー前編ー
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子どもの成長や心に残ったことを書き留める手帳時間
中村さんが現在コンスタントに書いているという、3人のお子さんの育児日記(1人1冊)、ご自身の5年連用日記、システム手帳について、それぞれの記入内容や使っているアイテムを教えていただきました。
■育児日記
「子ども1人につき1冊のノートを用意して育児日記を書いています。1年に1冊使うようにして、それぞれの子の誕生日に切り替えています」と中村さん。
0歳のお子さんの育児日記は、日々の授乳や排泄の記録も残せる時間軸付きの「MDノート ダイアリー 1日1ページ」(デザインフィル)に記入。4歳と1歳のお子さんの育児日記は、毎日ではなく残したいことがあった日に書いているため、日付が入っていないノートを使っているそうです。万年筆でも書きやすいものを選んでいて、現在は横罫の「MDノート」と「ゆるログ」のノート・水彩柄(いずれもデザインフィル)を愛用中。
「育児日記は子どもたちが反抗期を迎えたら見せようと思っています(笑)。というのは冗談ですが、いつか本人に渡せるように、3人一緒ではなく、1人1冊ずつ書き分けています」とのこと。
書く内容は、子どもたちのかわいかったしぐさや発言、できるようになったことなど。「見返して楽しい気持ちになれるように、なるべくプラスな内容を書くように意識しています」
育児日記はシールなどを活用してデコレーションすることも。シールは文具店で選んだり、ネットで「シール福袋」を購入することもあるそうです。
■5年連用日記・システム手帳
日々の記録を残しているというシステム手帳は、ブレイリオの「モルビド」バイブルサイズのピンク。また、ご自身のことを記入している5年連用日記は「花森安治の5年日記」(グリーンショップ)の限定色・すみれを使用。「2冊の色の雰囲気が似ていて、並べたときにかわいい」ところも中村さんのお気に入りポイントだそう。
5年連用日記には、その日にやったことを書いたり、外食をしたお店のショップカードを貼ったりしているといいます。一方、システム手帳には、行きたいお店のリストや読書記録、防災グッズのまとめ(用意してあるものや非常食の賞味期限など)、外国語学習や資格試験のためのノートなど、幅広い内容を書き留めています。
基本的に持ち歩くことはせず家の中で書いているそうで、「厚みがどんどん増していくとうれしいです」と中村さん。ちなみに、日々のスケジュールやTO DOはスマホで管理しているそうです。
また、絵本が大好きなお子さんたちと楽しんでいるページも。システム手帳に綴じている、蛇腹式のカレンダー「じゃばらんだ」(あたぼう)の年次版には、1番上のお子さんと読んだ絵本のイラストとタイトルを記入。マンスリーの日付は気にせず、読み聞かせた順に描いているそうです。眺めていると当時の思い出が蘇り、お子さんの成長を実感することも多いといいます。
「月齢が上がるにつれて読む本が変わったり、『このときは果物ブームだったなぁ』と懐かしく感じたり。このリストを見て、下の子たちに読み聞かせる本を選んだりもします」
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