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【ニュース】シェア型オフィス「MOV KURAMAE」蔵前にオープン
コクヨは、2025年3月に取得した築28年の一棟空きビルを全面リノベーションし、シェア型オフィス「MOV KURAMAE(モヴ クラマエ)」として東京・蔵前に2026年4月オープンした。あわせてオフィス区画の申込受付も開始。
これに伴い、2026年4月15日午後4時からメディア内覧会を実施した。当日は、同社アセットプランニンググループ グループリーダーの齋藤丈寛氏が事業について説明し、ヨハクデザインスタジオ チーフディレクターの鹿野喜司氏が設計・デザインを解説。その後、質疑応答と約1時間の館内ツアーを行った。
蔵前にシェア型オフィスオープン
同施設は、同社が取り組む新規事業「不動産再生事業」の第1号案件。不動産の取得から企画、リノベーション、内装、運営までを一貫して手掛け、バリューアップを図った。背景には、都心部で新築大型ビルの供給が続く一方、働き方の変化によるワークスペースの多様化や建設費高騰を受け、バブル期に建てられた空きビルのリノベーションニーズが高まっていることがある。
今回は8階建てのオフィスビルを改修し、1〜10数人まで対応する複数のオフィス区画を用意。ドリンクやスナック、Wi-Fi、水道光熱費などを含む家具付きプランを提供し、即入居可能とした。館内にはワークシーンに応じた共用空間を複数フロアに配置し、1階にカフェ、2階にラウンジを設置。さらに4〜10人用の会議室や、1人用ウェブミーティングルーム(12室)を備える。
共用部では、1階にカフェ「REFRESH STAND」を展開。自家焙煎コーヒー店を手掛けるLOBBEEが運営し、サンドイッチや焼き菓子、コーヒーを提供するほか、本棚やレコードによる演出で居心地の良さを高めた。
このほか、入居者が自由に利用できるラウンジ「MOV LOUNGE」、シンクやバルコニー、TVを備えた会議室「KURA-MA」、和室会議室「TATAMI」など、多様な空間を用意している。
専有部はデスク・チェア付きの完全個室を中心に、4席から13席までのタイプを用意。最上階にはテラス付き区画も設けたほか、1〜2人向けの小規模区画にも対応する。
また、問い合わせは既に100件に上り、現地内見を実施した企業の約半数が契約に至っているという。契約者は、近隣で個人のクリエーティブ業務に従事する層や起業家、リモートワーク用途の利用が多いほか、地方に拠点を持つ企業が東京拠点として利用するケースも見られる。 ロゴは活動の広がりや人と人の関係性を表現したデザインで、YOHAK DESIGN STUDIOが担当。エントランスにはモーションロゴのモニュメントを設置し、台東区のエンジニアリングスタジオnomenaが設計・制作を手掛けた。
空間デザインも同スタジオが担当し、「住まうように働く場」をコンセプトに、街に開かれた1階から上階の私的領域へと連なる構成とした。
蔵前エリアは、ものづくり系ショップや飲食店の出店が続き、注目が高まっている地域で電車や空港へのアクセスも良好。同社は「本物件を通じて、蔵前エリアに働く場としても価値をつくり、街の魅力をいっそう高めていきたいと考えています」とコメントを寄せた。


